20部作┃韓国放送日2005年8月29日〜11月1日┃日本語字幕
 
 
愛と打算の狭間に戸惑うシングルたちへ、
その心の片隅に残る純粋な情熱の発見をお届けするドラマ
「シークレット・カップル」


■出 演
ハン・ジヘキム・ソクフンソン・ソンミクォン・オジュン
ヒョニョンキム・ドンヒョンチュ・ヒョン

■ドラマの概要
“恋愛と結婚の条件は別?”
人を評価する基準、それは誰もが持ち合わせている。
ルックス、学歴、財産…。 様々な条件があるが、恋愛は比較的自由である。
2人の間に格差があるほど、ロマンスも劇的である。
周囲に反対される恋は、より強烈だ。だとしたら、その恋愛の終着点は結婚なのか?
心向くままに始まるのが恋愛なら、打算という理性的な思考が割り込むのが結婚である。
だとしたら、結婚と恋愛の対象は別なのか?
そう、純情がよしとされる時代は、とうの昔に過ぎ去ったのだ。

“恋愛は君と、結婚は彼女と!”
前触れもなくやってくる、それが恋。
通りを歩く最中に、偶然出席した集まりで、ビビビと来る出逢いがあったりもする。
そして、同じく相手もビビビと来れば、運命の出逢いだと感じるだろう、その瞬間には。
しかし、相手の条件が自分のそれと比べ、全て見劣りするとしたら、生涯のパートナーとして考えられるだろうか。

“時にロマンスとは、偽りあって輝く!”
別れの時、去る理由をどこまで正直に語れるだろうか。
“君の実家は貧しすぎて、俺が相当援助しなければならないだろう”
結婚する時、その理由をどこまで正直に語れるだろうか。
“あなたには魅力を感じないけど、あなたの背景が魅力的。
玉の輿に乗りたいの。”相手が去る理由、相手が自分を望む理由に、時として我々は直面する。
だが、同時に顔を背けたくもある。
いっそ美しいウソで飾り立てて去ってほしい、あるいは美しいウソで接近してほしいと。

“果たして、恋にもクラス(階級)が存在するのか”
恋愛と結婚の条件は異なる。だが、恋は条件で始まるのではない以上、悲劇が生まれるしかないのだ。
ミニシリーズ「シークレット・カップル」は、ソウルという巨大都市のシングル4人を通じて、彼らの望む愛と、
世間が強要する愛の違いを描く。
彼らの、純粋かつ打算的なパートナー探しを通じて、2005年を生きるシングルたちの本音を正直に描き出す、
愉快なドラマ。
愛に打算がつきまとうのは、世の中という苦海を渡るのが、苦しいからである。
笑いと共に、そのわびしさも伝えたいと思う。
 
   
  ハン・ジヘ(ソ・ヨンジ役/25歳)
“神様、どうすればいいの?
私、手の届かないものを望んでる。”
ハングリー精神のしっかり娘。
純粋で明るい。
希望の見えない生活だが、前向きな性格。高卒、一家の大黒柱。
貧しく絶望的な状況であるが、“いつか いいことがある”を呪文のように唱えながら毎日を過ごす。よく独り言を言う。世界的な童話作家になるのが夢。
憧れの人は“ハリーポッター”の作家、J・K・ローリング。
生活のために、手当たり次第バイトをしている。早朝は花の卸し市場、昼はデパートの駐車係り、夜は代理運転、息つく間もないくらい忙しい。
毎日日記を付け、仕事の合間に童話のネタを手帳に記す。 そんな自分が悲しく思えたときは、即席の童話で独り芝居をして気分を紛らわす。「“ネズミの巣にも陽が差すと言うのに、何で私の人生はパッとしないの?” ある日ヨンジは、ネズミに尋ねました。するとネズミは言いました。 “君はネズミじゃないだろ? 可哀想に、ネズミの巣で暮らせれば幸せだったのに。”その日からヨンジは、ネズミになるために猫を怖がりました。」 酒乱の亭主を嫌った母親は、幼いヨンジに「あなたがお嫁さんになる前に、お金を稼いで帰ってくるわね。」と言い残し、家を出た。 ヨンジはいまだにその約束を信じている。「ママは、私が一番辛い時に、戻ってくるはずよ!」 お金が入ると、町内の“黄金信用金庫”にせっせと貯蓄するのだが、そこに勤めるチェ・ドギョンに思いを寄せ、何度かデートをするうちに、彼もまんざらではないのではと、勘違いをする。が、彼に冷酷なひと言でフラれてしまう。「お前はビンボー臭くてイヤだ!」 ひどく傷つき、男という存在について考え直すことになる。彼らはビンボーな女が嫌いなのね。 自信満々で出版社に送った童話は断られ、貯金は父親に下ろされ詐欺に遭いスッカラカン。思いつめたある日、美容整形外科を訪ね、どこをどう直せば、人生少しはマシになるだろうかと相談する。その時出会った医師のチョン・アミと、代理運転で再会し、彼女に助けられる。二人の間に友情に似た感情が芽生える。アミの代わりに見合いをし、そこでキム・ジュヌと出逢う。 「思い切りゲンメツさせてきて。」というアミの頼みどおり、とんでもないことばかり仕出かすヨンジが、ジュヌの目には可愛く映る。ジュヌと数回デートするうちに、彼が好きになり、心の葛藤が始まる。
  ■キム・ソクフン(キム・ジュヌ役/31歳)
“シンデレラと結婚した王子も、こんな葛藤を?
あんちくしょう、男の中の男だな”
フリーのアートディレクター、舞台美術界の新星。
ニューヨークとシカゴで美術史とデザインを専攻、修士課程を終えて帰国、大型公演のアートディレクター兼、大学の人気講師。
美術館での特別講演、大学での講義、彼の周りにはいつも、デジカメと携帯のカメラを持った女の子がワンサカ。
そんな人気を楽しみながらも、本当に愛する女と出逢い、結婚したいと願っている。
楽天家で少々個性的。
本の虫で、マンガ、化学図書、哲学書、美術誌、童話にいたるまで、ジャンル問わず乱読する。 ガンコで一本気な哲学科教授の父親のもとで、優等生として育ったが、医者になれという命令にだけは背いた。 医大の1年の時、解剖学の実習を見て気絶、伝説の人物となり、その日その足で大学をやめた。そして父親に内緒で留学の準備を進め、アメリカへ渡った。 20歳からは「いい子コンプレックス」の反動で、父親に反抗し続けた。 親の強い希望で見合いをするが、彼の心を揺する女はやはりいない。 これっきりにすると宣言して出かけた見合いの席の相手が、名門医大卒の美人整形外科医だった。医者という先入観とは異なり、温かく純粋そうな女性…。 この人だ!と思った。だがそんな彼女が、チョン・アミに頼まれた代役、ビンボーで最下層の女ソ・ヨンジだったとは…。本物のチョン・アミは才色兼備で、自分にピッタリのようだ。だが心はヨンジに惹かれ…。だけど、ヨンジを選べば、酒乱の父親と、タチの悪い妹と弟に伯母まで、オマケでついてくる。 愛があれば全て乗り越えられると思い直し、彼女と付き合うが、毎日ぶつかる現実の壁…。愛してはいるが結婚は出来ない。ああ、俺も結局は俗物なのか…。
  ■ソン・ソンミ(チョン・アミ役/29歳)
“学歴もなく、ビンボーなあなた、私が欲しいの?
だったら、もう1度生まれてくることね。”
整形外科医。
皮膚科専門の先輩と、整形外科と皮膚科専門の「チョン・アンリ・クリニック」を開業。
知性と美貌を兼ね備えた完ぺき主義者、いつも笑顔を絶やさず、性格も明るく、人脈もあり、優しくにこやか。
整形外科の相談に関するテレビ出演依頼も殺到。
最高級ホテル、チョンダム洞界隈の各種パーティーで、常に招待リストのトップ、華やかな衣装で現れては人の輪の中心となる。
だが、人当たりのよさは芝居で、心の中には暗いコンプレックスがある。妾の子なのだ。 彼女と母親は常に悪者だった。認められたかった。死ぬほど勉強して、名門大学に進学し、医師になった。いい家柄の立派な男と結婚し、人もうらやむ家庭を築き、コンプレックスから解放されたかった。法曹界や金融界の男と見合いをしている。買い物中毒。憂うつな日は、ショッピングで憂さを晴らす。 家の中には、包装されたままの新しい服や靴がゴロゴロしている。人の目を気にし、自分のイメージ管理が徹底している。常に美しく、颯爽としていたい。 大学の時、人間的に申し分のない彼と付き合ったが、彼女の虚栄心が許さず、彼を振る。実家も貧しく、将来性もなさそうに見えた彼が、ネパールのヒマラヤの近くに小さなショップを出し、旅行に来た女子大生と結婚したと噂で聞く。 憂うつだ。見合いで出会った判事が気に入り、2,3回デートをするが、彼に「妾の子という噂は本当か」と聞かれ、結局別れる。ありのままの私を受け入れてくれるのは、大学時代の彼だけなのか…。悲しくなる。 みすぼらしい格好で病院に訪ねてきて、“整形手術で顔を変えたら、人生も変わりますか?”と相談するヨンジに好感を持つ。楽な就職先を世話してやり、パーティーにも同席させ…。ヨンジに別世界を見せてやる。判事や検事以外の見合いは断るのだが、仲介人のしぶとさに根負けして受けた席に、ヨンジを送る。「思い切りゲンメツさせてきて」という命令と共に。後日ウソがバレ、キム・ジュヌと会うのだが、大学時代の彼によく似ていた。その彼の面影から、彼が気になり始める。彼も自分に気があるようだが、彼の心が100%注がれていないような気がする。キム・ジュヌが花と一緒に贈ってきた“お祝いソングお届けマン”のチェ・ドギョンに、胸がジーンとなる。汗をかきかき、決して美声とは言えない声で懸命に歌うドギョンに、妙な魅力を感じ始め…。ドギョンも自分が気になるようだが…。
  ■クォン・オジュン(チェ・ドギョン役/28歳)
“あなたは、全ての男どものイデアです。
美しい上に、リッチでしょ?”
成功と上昇への熱い野望に燃える男。
地方の体育大学出身。学生時代、IQテストすら、カンニングをして、140という驚くべき数値を出す。
しかし、彼自身が自覚する本人のIQは2ケタ。
身が軽く意欲も大層だが、頭脳が本人の思うように働いてはくれない。
三流銀行“黄金信用金庫”の職員。親から譲り受けた財産や、ずば抜けたルックスなしでは、華やかな人生など送れないという真実を、早くに気づいた。
30億を横領して、外国で優雅に暮らす計画を、自分なりに緻密に立てている最中だ。毎日のようにインターネットで、横領事件の成功事例と手法を研究中。自分ではズル賢いと思っているが、純情な田舎者。正直でもある。 東大門の早朝市をまわって、ブランドのコピー品を買いあさっている。 丈夫な下男タイプ。自分でも、脳みそまで筋肉質では?と時おり思う。 田舎には、農業を営む善良な両親と、欲のない中卒の兄貴たちがいる。 恋愛経験は特になし。理想は高いが、金がなかったのがその理由。ヨンジに好感を持つが、彼女の背景があまりに悲惨で、彼女のデートの申し込みを、実に正直に断る。「君はビンボー臭くてイヤだ。一緒に歩くのが恥ずかしい。」と。 ヨンジを振った日、夜通し申し訳なさから苦しむ。30億の横領計画を上司にバレて、解雇される。学生時代の先輩が経営するイベント会社でお祝いソングを歌うアルバイトをしていた時、キム・ジュヌの依頼で歌を贈った女性に心を奪われる。アミに出逢ってから、男版シンデレラを夢見るが…。 キム・ジュヌは一方、ヨンジにもプレゼントと歌を贈る。ヨンジの前で歌を歌いながら、妙な気分…。惨めでもあり、アミが哀れでもあり…。アミの華やかな背景と金に惹かれたが、だんだん真剣な気持ちで彼女を想うようになり、戸惑いを覚える。彼女が全てを失っても、彼女の隣にいてあげたい。俺はどうしたんだ? 男版シンデレラが俺の目標なのに…。そんな自分を感じて、驚くと同時に怖くもなってくる。彼女にお似合いの男と上手くいくように仕向けてあげるのが、彼女の幸せのためになるだろうな。けれど、その出来すぎ君は、俺ほど彼女を想っちゃいないようだ…。
  ■チュ・ヒョン(ソン・ダルグ役/50歳)
ヨンジの父親。
“お前はそいつと結婚してはいけない。
酒におぼれた50年の生涯で得た、人生哲学がある。
ビンボーな酒乱オヤジの娘は、そんな家に嫁いで、絶対に幸せにはなれない。”
市場で干物屋を営む善良な小市民だったが、一番の親友に裏切られ、店と家を失った。
なぜ俺がこんな目に…。
俺は真面目に生きてきたのに…。
人生にこっぴどく欺かれた後、自由になった。その時から酒浸りになり、妻も家を出た。毎日のように酒を飲みながらも、ヨンジのお荷物になる自分が情けなかった。娘のために何かしてあげたいのに、上手くいかない。妻が戻ってきたら、人生をやり直すつもりだ。ヨンジの本をめくりながら、“星の王子さま”から人生の指針のような文句を発見し、度々使いまわしている。 「なぜ酒を飲むかって?酒を飲むのが恥ずかしくて飲むのさ。」 ヨンジが金持ちの息子といい仲だと知ると、驚いて反対し、ジュヌの家を訪ねては嫌がらせをし、父親が哲学科の教授だと知ると、酒を通じて得た自分の人生哲学こそ本物の哲学だと言い張り、“哲学の王を選べ”対決を申し出て、ジュヌの家族をあきれ返らせる。
  ■キム・ドンヒョン(ソ・ヨング役)
ヨンジの双子の弟。
高校卒業後、兵役に就き、除隊。
大学に進学する気はなく、お笑い芸人を目指している。
有名になって、大金を稼ぎたい。
日々、ダンスや歌、声帯模写などの個人技を磨くのに忙しいが、周辺の誰もが彼の才能を認めない。
大学路のギャグオーディションを受けるが、毎回落ちてばかり。
  ■ファン・ボラ(ソ・ヨンミン役/20歳)
浪人生、ヨンジの妹。
成績優秀、ソウル大学を受験するが不合格。
ヨンジが家族の犠牲になっているのを申し訳なく思うが、そのうち成功して恩返しすればいいと考えている。
勉強を口実に家事をやらない要領のいいちゃっかり娘。
ヨンジが金持ちと結婚して、自分を留学させてくれたらと思っている。
  ■イ・ジョンギル(キム・ジョンソク役/60歳)
ジュヌの父親。
引退した哲学科の教授。
完ぺき主義者。
冷徹で強い性格。
独善的でガンコなため、ジュヌと常に衝突する。
特に結婚問題において。
  ■アン・ヘスク(ソン女史役/55歳)
上品で穏やかな人生こそが善であると考える、
典型的な自己中心型の中産層の奥方。
ジュヌがヨンジを愛することを恥ずかしく思い、
ヨンジにキツイ言葉を浴びせ、息子をあきらめさせる。
  ■ヒョン・ヨン(キム・ジュンミ役)
ジュヌの妹。
なに不自由なく育ったため、世間知らず。
大学卒業後、両親の意向に従って結婚した。
表面的には何の問題もないが、愛のない結婚生活が味気なくて、
とかく色んなことに首を突っ込みたがる。
夫に内緒でデートする男がいる。
(C)MBC
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