◎韓ミョンフェ(40代−70代)キム・ジョンギョル

勲旧大臣の代表人物。
権謀術策に長けた策士で、手段を厭わない老獪な政治家。
このドラマでは癸酉靖難で内侍のチョ・チギョムが功勲を立てたことで彼の後援者として登場する。
二人の娘を睿宗と成宗の夫人として入内させた政治家で、貞熹王后尹氏と共に成宗即位の決定的な役割を果たす。
廃妃尹氏の賜死に反対し、燕山君の廃世子論議を防御する融通性のある政治家の面貌を披瀝する。

◎申叔舟(シン・スクチュ)(40代−50代)
世祖に重用され王族からも篤く信頼された勲旧大臣。
才智と人徳で王族の政治顧問として韓ミョンフェと共に朝廷を引っ張る二頭立て馬車の役どころだ。

◎柳子光(ユ・ジャグァン)(30代−40代)
ソウル出身の権力野心家。
謀判、陰謀、出世のためなら手段と方法を選ばない人物。
燕山君の時代、破竹の勢いで権力の座にのし上がったが、逆風が吹き始めるや中宗反正に加担し功臣になる。

◎任士洪(イム・サホン)(40代−60代)
廃妃尹氏の事件を燕山君に告げ甲子士禍の血の嵐を巻き起こした張本人。
孝寧大君の孫婿で、息子の光載と崇載も王室の婿として王族と密接な関係にあり、燕山君が勲旧大臣たちと士林派と真っ向から対立した時に重用した人物だ。
燕山君の心情を正確に把握していて、国中の妓生を呼び寄せる採紅使(*)役を自任する。
中宗反正で惨殺される。
(*)採紅使(チェホンサ):燕山君の時代に美しい娼妓を選抜するため全国に派遣された下級官吏。

◎愼守勤(シン・スグン)(50代)
燕山君の義理の弟で中宗(晉城大君)の義父。
燕山君の側近で彼を諌めた人物。
中宗反正参与を持ちかけられたが最後まで燕山君側に立ち粛清される義理堅い人物。

◎金宗直(キム・ジョンジク)(50代)
成宗が初めて登用した士林派の巨頭。
何かにつけて勲旧大臣派と対立した剛直な理想主義の改革家。 激情的で妥協を許さない性情。
死後、戊午士禍が起きた時に剖棺斬屍(*)の惨劇に曝されるが、後には趙光祖を始めとする士林たちに神の如く崇め奉られた。
(*)剖棺斬屍:墓から屍を取り出して首を切ること。

◎金宏弼(キム・グェンピル)(40代)
金宗直門下で士林を代表する人物。
金宗直の死後に士林の急進改革政治を主導し勲旧勢力の政治攻勢に押し出され戊午士禍で流刑され、甲子士禍で死薬を賜る

◎キム・イルソン(30代)
金宗直門下、士林の代表人物で金宏弼の友人。
経書(儒教の経典)より文章に優れた若い改革主義者。
首陽大君の王位簒奪を批判した「弔義帝文」を史草(史官が実録を書くためにメモした草稿)に記したことが戊午士禍勃発の要因となり、燕山君から死を賜る。